- きんかん
- I
きんかん【菌環】同一種のキノコの子実体が断続的に連なって環状に生えている状態。 環は年々広がり, 数百年の年齢に達するものもある。 仙女の環。 菌輪。IIきんかん【近刊】(1)間もなく刊行されること。 また, その書物。
「~予告」
(2)最近出版されたこと。 また, その本。 新刊よりも古いものについていう。III「~本」
きんかん【金冠】(1)黄金で作った冠。 または黄金で飾った冠。(2)虫歯などの治療で, 歯全体にかぶせる金で作ったおおい。IVきんかん【金柑・金橘】ミカン科の常緑低木。 中国原産で, 渡来は古い。 暖地で栽培される。 葉は広披針形。 夏に芳香のある白色五弁の花を腋生する。 果実は球形または楕円形で径2センチメートルほど。 晩秋, 橙黄色に熟し, 生や砂糖漬けにして食べる。 ﹝季﹞秋。 《一本の塀の~数しらず/阿波野青畝》Vきんかん【金環】(1)金色の輪。 また, 金で作った輪。(2)古代, 耳飾りに用いられた金属製の切れ目のある黄色の輪形装飾品。 古墳から出土する。VIきんかん【金管】「金管楽器」の略。VIIきんかん【金簪】金で作ったかんざし。 きんしん。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.